紀州田辺で栽培される梅。梅といえばお隣のみなべ地区というイメージがありますが、歴史から見ると田辺での梅栽培の方が古く、梅の栽培に適した気候と風土で品質のいい梅が栽培されています。

新澤農園のある上芳養地区は斜面が多く、「やせ地」といわえる作物が育ちにくい痩せている土地が多い。そのやせ地でも育つ梅は多く栽培されるようになりました。紀南地方は梅栽培には適した気候と言われており、品質もいいことから全国的にも有名な梅の産地と言われるようになりました。 栽培されている梅の品種は全国的にも有名な南高梅で、田辺でも30年ほど前から多く栽培されるようになりました。

紀州田辺の梅は「種が小さく・身が厚く、皮が薄い」ことから品質的にすごくいいと言われています。


 

○有機栽培のため化学肥料は一切使わない。

有機栽培というのは通常の栽培方法よりも費用がかかります。しかし本当に木のため、土のため、環境のためにはやさしい栽培方法で、なにより木を健康にしてくれます。木が元気になると病気になりにくくなり、結局あまり消毒もしなくてすむようになります。 そうすることにより、自然と品質のよい梅をならしてくれます。

 

 

 

○有機栽培にはなくてはならない土づくりへのこだわり。

「土づくりからしっかりしないと梅の実がなりません。」
新澤農園の土づくりは有機栽培のため化学肥料は一切使っておりません。

また肥料だけではなく、草生栽培をすることで、より品質の良い肥料・土づくりをこころがけております。

 

 

草生栽培とは?


梅の木などの下土に草の植生をおこない、根をはることで排水性を高め、雨食を抑制すると同時に植生した草から有機物も補給してよい土作りを行いながら栽培する方法です。新澤農園では毎年10月頃に草の種(フェアリーベッチ:マメ科)を植えて、枯れたときに栄養価の高い肥料に生まれ変わり、土を浄化させる役目があるなど色々なものをもたらしてくれて欠かせないものとなっている。


 

○肥料だけではなく農薬も自家製。

「葉面散布剤に工夫をしていて木にも環境にもやさしいものを使用しています」
市販の化学処理されているものは使用しておりません。ニンニク、ギョカスマグロ粉砕、カニ殻(キチンキトサン)、大豆の粉(発酵に欠かせないもの)を発酵させたものを自分たちで作って使用している。
この農薬を作るのに1か月ほどかかりますが、効果は非常に大きく、木や環境にやさしく、肥料同様木の健康のために最善を尽くしています。

 

○梅干の味と品質を維持するため、大量生産をしておりません。

新澤農園ではなによりも木のために環境に優しい栽培方法を導入しており、大量に収穫することができません。
しかし木が健康になることで、消毒等の回数も減らすことで梅自体の品質を保つように心がけております。
製造工程についても、添加物を一切使用しない昔ながらの製法なので、梅干自体大量に生産することができないのです。

 

○「B級品」や「つぶれ梅」の販売をしておりません。

新澤農園ではキズモノの商品、俗に言う「B級品」や「つぶれ梅」などの販売をしておりません。
品質には自信を持ってお届けしたいという「おもいやり梅」なので、お客様には可能な限り、
最高の状態で召し上がっていただきたいという思いを込めております。